フリーチベットとか言える距離

Luci

2008年12月25日 20:20


Yak&Yetiさんはネパール〜インド系の民族衣装のお店ですが
ぜーーーんぶL$0なのです。
美しいサリーはもちろん手前のバングルも奥の家具も

五大の色に塗り分けられたマントラも

こんなゴージャスで作りの細かいアクセサリセットも
みんなフリー。


宣伝目的のギフトとか初心者支援とはちょっと違う感じですね。
何だろう。
お店の看板にも
「Free Clothing for free avatars」って書いてある。
意味深だ。と思っていたら、発見。
そうか、メッセージはこれでした。

もちろんドネーションボックスに寄付はしましたが
わたしにできる最上の捧げ物はやはり舞い奏でること。
祈りを込めて新しい楽器で演奏してきました
(え、むしろ営業妨害とか言わないでぇ〜)。

RLであっち方面から帰って来た人と会って
ちょうどフリーチベットについて話してきたところだったので
不思議な時の一致にドキドキ。
ど真ん中でフリーチベットを叫ぶ事はできない。
なんだか他人事と思えない話でした。

軍事政権下のインドネシアも秘密警察がはびこってて
ネット含めて通信の自由なんて怪しかったんです。
わたしたちも使う言葉にはとても気を使っていました。
昨日まで一緒にいた学友がふいに姿を消して一生戻らない。
それが当たり前というか現実だったというのも酷い話だけど
それを過去の事にしちゃうのももっと酷い話だと思った。

Yak&Yetiさんも何だか最近悲しい思いをされたようです。
それがどういう種類のものなのか私には分からないけれど。

世界がこれほど近くにあり
かつバーチャルと言い切るには生々し過ぎるSLは
いったいどこに向かっていくんだろう。
フリー