Luci
2013年10月08日
22:00
なかなか信じていただけませんけれども
声を出してお喋りすることは相変わらず苦手です。
原稿や脚本があれば覚えるのも苦でないし
どんなに大舞台でもアガるとかイヤとかないですし
初見でぶっつけ本番とかアドリブも平気なんですが
いわゆるフリートークは一生しなくていいと思ってます
日常生活でも友達の話とか聞いているのは好きですが
自分のことを話すのは得意じゃありません。
質問するのは大好きだし
反対に質問に答えるとかは大丈夫なんですけれどね…。
(テキストチャットでならば何ともないのが不思議なとこです)
まぁ、でも仕事であれば、有無を言わさずやらされる時が必ずあります。
一番気が重いのは司会中トラブルがあって場つなぎをするような時。
セカンドライフのイベントでならば言ってみればお遊びですから
まだ気楽ですが、リアルお仕事の時は大汗かいて対処しています。
と思っていたんですが。
最近変化が起きているのを感じました。
ある(リアル)イベントのMCを依頼される時
パフォーマンス+MCという役割になってしまうため
本来の演奏に集中させてあげられないのが申し訳ない、
みたいに主宰者さんから言われました。でもその時、本心から
「喋ったりするのは息をするのと同じぐらい自然なことなので
気にしないで下さい」って答えている自分がいました。
私ではないメンバーがMCをするっていう負担
(人前で喋ることを考えると何日も眠れない人がいるとか)
(当日のパフォーマンスに身が入らなくなりそうな人もいるとか)
と比較したら、という意識もありましたけれど
自分にとって少なくともMCっていうのは
それぐらい「何でもないこと」になってるんだなぁと感心しました。
(しかも私のMCがそのイベントにとっては演目の一部である)
(というお世辞でも嬉しいお言葉もいただきました)
で、放っておいて起きるタイプの変化じゃないですから、
何が幸いしているのかなぁ?って振り返って思い当たったのは
VWBCでのアナウンス業務です。
原稿なしとか、長時間耐久戦とか、24時間切ってからの依頼とか
無茶振りもたくさんありましたがお陰で鍛えられたのかと。
同じVWBC女子アナ仲間のキララさんからも
リアルお仕事への好影響とか伺ったことがあるので
セカンドライフも捨てたもんじゃないなぁと思いました。
画像↑は市民放送局5周年記念放送の時の舞台裏?です。
リアル会場に持って行った私のMacBookが映ってますが
全体進行モニター用のUstream音声をイヤホンで確認しながら
出演者全員の連絡用Skypeからの指示を目で追い
リアル会場の出演者が聞いている若干ズレのある音声を生耳で拾い
重ねづけしつけているヘッドセットタイプマイクで
自分の声が返るのをスルーしつつお話しししています。
なるほど、これから考えたら
目の前で起こっていることに対応すればいいリアルのMCは
ある意味、息をしているのと同じぐらい自然なことなのかもしれません。